音響インテンシティマッピング

音響インテンシティマッピングは、騒音、振動、ハーシュネスの問題に取り組むエンジニアが利用できる数多くの騒音識別技術の1つです。

音場のエネルギーの大きさと方向を測定し、音響パワーの決定、吸音、音響透過など、さまざまな用途に使用できる汎用性の高いツールです。音の方向やノイズのホットスポットは、周囲の騒音に関係なく素早く判断できます。測定中の視覚的・聴覚的フィードバックにより、稼働中の音源の結果をその場で簡単に確認できます。

また、音響インテンシティを選択することで、内部の音源や放射機構を特定することができます。

多数のポイントを測定する場合は、マイクロホンの位置決めを正確に自動化できるロボットシステム、現場や移動する車内で使用する場合は、サウンドレベルメーターをベースにしたハンドヘルドシステムを用意しています。

システム提案

音響インテンシティマッピングのアプリケーションに推奨されるシステムは、音響インテンシティフロントパネルと騒音源特定ソフトウェアを備えたLAN-XIフロントエンドを備えたBK Connectデータ収集・解析システムに基づいています。リモコン付き音響インテンシティプローブセットと音響インテンシティキャリブレーターがシステムを完成させます。

また、音響インテンシティプローブの2次元自動位置決めシステムによる拡張が可能で、フロントエンドの第3入力は選択的なインテンシティ測定が可能です。