従来、音響パワーを測定するためには、無響室や残響室などの特殊な構造の部屋に音源を設置する必要がありました。しかし、音響インテンシティは、あらゆる音場で音源を測定することができ、音響パワーを直接測定することができます。
閉じた面の強度を測定する場合、定常的なバックグラウンドノイズは音響パワーに寄与しないため、他の機械や部品がすべてノイズを放射している場合でも、個々の機械や部品の測定が可能です。
音の強さは、大きさだけでなく、方向の尺度にもなり、音源の位置を特定する際にも非常に有効です。そのため、複雑な振動をする機械の放射パターンをその場で研究することができます。
当社のソフトウェア「Sound Power Using Sound Intensity Type 7882」は、ISO 9614 Part 1、2、3に準拠した音響パワーを、専用テンプレートを用いて測定、保存、報告することができます。必要なハードウェアは3規格とも同じです。
選択した規格の要件を満たすために、専用のテンプレートがタスクリストによって必要なすべてのステップを案内しています。タスクリストには規格間の共通点が反映されており、直感的なユーザーインターフェイスを実現しています。
また 、2チャンネル 騒音計、Sound Intensity Software BZ-7233、Sound Intensity Probe Kit 3654を 組み合わせたポータブルインテンシティアナライザーシステムもインテンシティ測定に適して います。
2チャンネル騒音計を用いた音源探査、音響パワー計算、騒音マッピングのための音響インテンシティシステム。このシステムには、当社の2チャンネル騒音計2270-S型と、2チャンネル音響インテンシティプローブ、および必要なソフトウェアが含まれています。
音の強弱を測定するための2マイクロホン式音響インテンシティプローブキットです。このプローブキットは、当社のハンドヘルドタイプの2270型と組み合わせて、強度を測定するために設計されています。